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013.音心(おとごころ)でつながる 1/3

水岡のぶゆき氏/CAMARU氏 013.音心(おとごころ)でつながる

水岡のぶゆき氏/CAMARU氏 013.音心(おとごころ)でつながる
※2010年3月31日(水)世田谷区祖師ヶ谷大蔵ドッグカフェにて

ムービー:シリウス (Sirius) -- Camaru かまる & Mizuoka Nobuyuki 水岡のぶゆき

Profile
水岡のぶゆき(みずおか・のぶゆき)
ピアニスト/作曲家・編曲家/株式会社MNG取締役
小さい頃からクラシックピアノに親しみ、中央大学在学中にジャズに傾倒。
卒業後、一般企業に就職するもプロを志し退職。 2005年ソロとして独立、『水岡のぶゆきグループ』として始動。 最新アルバム「Life」を含む,計6枚のCDをリリース。
テレビ朝日系列『秘湯ロマン』をはじめ、 テレビ・ラジオ各局の情報・バラエティ番組に楽曲を提供するとともに、 全国の福祉施設でボランティア演奏も行っている。
http://homepage2.nifty.com/n-mizuoka/
CAMARU(カマル)
ボーカリスト/CAMARUバンド主宰
静岡理工科大学中退後、和食料理人修行を経て、ボーカリストに転身。
2001年『北海道よさこいソーラン祭り』でメインボーカルを務めた三石なるこ会が大賞を受賞、注目を集める。
東京ディズニーリゾート、日本マクドナルド、新ビオフェルミンS、などのCMソングやドラマのサントラに参画。
2007年ファーストソロアルバム「Just as I am」をリリースし、 現在は「水岡のぶゆきグループ」のメインボーカリストとして活動中。
http://camaru.info/

お2人はご夫妻。保護犬ボランティアとしても活動中。 CAMARU氏に抱かれているのはビリー(左/オス・パピヨン)、リョーマ(右/オス・ヨークシャテリア)。処分寸前のところを夫妻に引き取られた。
ビリー(オス・パピヨン) リョーマ(オス・ヨークシャテリア)

N:のぶゆき氏/C:CAMARU氏

「一所懸命やる」ということ

― 『サラリーマン→ミュージシャン』『料理人→ミュージシャン』1のキャリアチェンジ、そのきっかけは?

水岡のぶゆき氏

N:もともと子どもの頃からクラシックピアノをやっていまして、大学に進んで、就職した後も趣味でやっていて、「続けられれば、それでいい」と思っていました。
ありがちな話ですが、会社は政党内のグループのように分かれちゃって(笑)『ザ・管理社会』という中で派閥の怖さを随分知って、志半ばだったけれど、えいやー」で辞めました。

― 不安だったのでは?

N:不安でしたよ。11月に辞めたんです。12月にはボーナスが出るという時に・・・そこはある意味、プライドで(笑)

CAMARU氏

C:私は大学を辞めて、料理の世界に飛び込んで日本料理と寿司割烹で修行しました。もう思い出ですが、料理の世界は男性主導の古い体質で、女は私一人。大学中退も異色でかなり辛い経験をしました。音楽はずっとやってみたいと思っていて、やってみれば気が収まるかなと思って、音楽学校に通い出したらハマったという感じですね。

― 『趣味』『好き』を仕事にして、自分はどう変わった?

N:私にとって音楽は自分を見つめなおすためのものです。 今どきはメールのコミュニケーションが主で、どこか平面的ですよね。音楽は人の内面が出てしまうもので、どんなにうわべを飾ったところで隠せない。だからこそ、ちゃんと出せる、見せることのできる"気持ち"をいつも持っていたいと思ってやっています。
人間を好きでいたいですし、携帯メールでもパソコンでもなく、ちゃんと会って関わりたい。だから、LIVEはひとつの手段です。

水岡のぶゆき氏/CAMARU氏

C:料理と音楽は"表現する"という点でよく似ています。料理には真心、 歌には歌心がある、と思っています。
捨てた学歴に未練を感じたくないから、料理の世界で頑張って、それから、料理の道を辞めて、 好きだった音楽を選んで・・・傍から見れば、折れてばかりの人生かもしれませんが、 やるからには真剣にやろうと思っています。それはずっと変わっていません。
ひとつの道を究めるのも素晴らしいけれど、 今はやりたい時にやりたいことを好きなだけやる、というのも同じくらい素晴らしいと 好きなことを仕事にしてみて気づきました。いくつかの世界を経験してみて言えるのは 「一所懸命やる」ということ。後悔しないようにやってみることが大切だと思っています。
やっているものに生き様が出るからです。

水岡のぶゆき氏
東京・六本木のライブレストランSTB139にて

N:以前勤めていた会社の皆と時々、 会いますが、組織の中で上見て、右見て、左見て、前見て、後ろ見てとやれる人はすごいなと思います。
もう立場も背負っているものも全然違いますが、なんだか今のほうが分かり合えるんです。 一緒に過ごした時間があるから、理解ができるんですね。

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