トップ  »  ドリツリ・レポート  »  子どもたち  »  平山小学校文集「○○になったぼく/わたし」第1回

平山小学校文集「○○になったぼく/わたし」第1回

子どもの発想力、想像力は無限!

ドリームツリー作文集

平山小学校では、3年生を対象に、国語授業の一環としてドリームツリーに取り組まれました。
ドリームツリーを描いた後、何回かの授業を経て、夢をかなえた未来の自分について作文を書き、発表会を行われたそうです。
今回、授業の成果物としてドリームツリー作文集が送られてきました。

生徒の作文には、未来の自分がイキイキと描かれています。 パティシエになって行列のできるケーキ屋さんを開店し、みんなが笑顔になるケーキを作る、サッカーの選手として海外の試合で活躍する、学者になって「どこでもドア」を発明しノーベル賞を受賞する・・・どの生徒も、まるで、実際に起こったことのように、未来を具体的に書いていることに驚かされました。 まじめで真剣な気持があふれる中にユーモラスな表現もあり、思わず微笑んでしまいます。

夢は、具体的なイメージを描くことができると実現可能性がぐっと高まります。
子どもたちは、夢を実現させた未来について、ドラマでも見るように具体的にイメージし、書く力を持っています。成長するにつれ夢は姿を変えると思いますが、いつまでも夢に真剣にチャレンジできる大人になってくれるだろうと思います。

この発想力や想像力、他者への思いやりの気持が育っていけば、社会はきっと変わります。
子どもたちの作文を読んで、夢についてまじめに語ることができる社会、 大らかに夢を育むことのできる社会づくりに真剣に取り組める企業でありたいと、改めて思いました。

ライン

それでは、いただいた文集の中から抜粋してご紹介していきます。全3回です。
どうぞ、子どもたちの発想力・想像力を感じてください。
※以下、原文ままでお届けします。(個人が特定される名称などを除く)

学者になったぼく

ドリームツリー作文集

これから、わしがわかかったころの話をはじめます。
これは、どこでもドアを作っていたときの話です。

「あー、今日も一日がんばるぞ。」
「行ってきまーす。」
「よし、ついたぞ。今日はどこでもドアの続きをやろう。」
「○○さん、ここは、どうするんだっけ。」
「えーっとここはたしか、こーなってこーなるんだ。」
「朝ごはん食べてないから、はらがへったなぁ。」
「おっもうそろそろ昼食だ。」
「おいしそう。」
「あー食った食った。」
「よし、仕事の続きをやろう。」
「えーっと、ろいろなところに行けるようにするには、こーやってこーやるのか。」
「これで、どこでもドアの中身は完成だ。」
「そちらは、どうですか。○○さん。」
「はい、終わりました。」
などとぼくは毎日毎日大へんです。いつもいつも実けんや研究をしています。
今までにもいろいろなものを作ってきました。
例えば自動丸つけきや、今紹介したどこでもドアも作りました。
わしの年は七十才です。
ノーベル賞もとりました。
さっき話した話は四十年前です。
このようにわしはいっぱいいろいろなものを作りました。
むずかしいところもありましたが、○○さんと力を合わせてがんばりました。
次はわしがいちばん苦労したときの紹介です。

わしは昔「なんでも作るぞ」というきかいを作りました。
使い方は、その中に作るものの材料を入れて、その作りたいものの名前を 書いてそれを入れると、その作りたいものが三分でできてしまいます。
わしはそれを発表して、ノーベル賞をとりました。
あのときは、とてもうれしかったです。
もっといろんなものを発明してみたいです。

農家になったぼく

二十一さいになって、農家という夢をかなえました。 ぼくの畑には、大根、にんじん、じゃがいもの三しゅるいが植えてあります。 にんじんが出来たころ、さつまいもを植える予定です。 家族に食べさせると、かならず
「おいしいね。」
と言ってくれるし、近所の人にも大人気。 ぼくはいつも
「農家になってよかったな。」
と思っています。

学校の子どもたちにも食べてもらったり、 野さいのことをいろいろ教えています。 学校の畑にはまだ何もないけど、いろいろな野さいを植えて欲しいです。

一ヵ月後、にんじんのしゅうかくです。 一人では大へんだったので、近所の人に手つだってもらいました。 一番大きいのが、四十六センチでした。 ぼくが育てた中で、一番大きい野さいです。 このにんじんは新聞にも出たほどです。 この大きさは、日本であまりできないようです。 ぼくのもう一つの夢は世界で一番大きな大根を作ることです。 その夢に一歩だけ近づいたと思います。 大根のしゅうかくまであと十日...。

十日後、大根のしゅうかくです。 一番大きいのは...六十九センチ!ぬくのがとっても大へんでした。 世界一ではないけれど、このちょうしでがんばりたいです。

アイドルになった私

ドリームツリー作文集

「本番まで三、二、一ー。」
私は今、歌を歌っています。私はバラエティー番組に出て、 よく歌を歌います。アニメやドラマの主題歌も歌っています。

アイドルの一日の生活は大へんです朝六時くらいに起きて、 ごはんを早く食べて、着がえて、みんなにばれないように、 リムジンカーに乗ってテレビ局に行きます。

昔アイドルになろうと思って、いろいろなこんなにんに立ちむかった、 かいがありました。 保育園の時から私は歌がだーーい好きです。 ずーっとアイドルになりたいっていろいろな人に歌を聞いてもらっていました。 だから、今より歌が上手になって、私が歌ったら、 みんなが笑顔になってほしいです。

私は、一人くらしだけど、犬を三びきかっています。 落ちこんだ時、一番いやしてくれます。 休みの日にも、よく三びきといっしょに遊びます。

ライン

大みそかは紅白歌合せんに出るので、大いそがしです。 でも、テレビ局のスタッフや、マネージャーさんたちは、 とてもやさしいです。

今日の歌番組では、昔、ポニョの主題歌を歌った同いどしの大橋のぞみちゃんと 歌を歌います。昔私は、「のぞみちゃんはいいな。」と思いました。

さぁちょっと休けいをもらったので、 ○○ちゃんがやっているネイルサロンに行きました。 ○○ちゃんは小学校の時の友達です。 三年生の時にネイリストをやりたいと言っていて、 夢がかなってよかったなと思います。 私はゆきなちゃんに、
「かわいいのなら、なんでもいいよ。」
と言ったら、ゆきなちゃんは、
「じゃあオススメのにするネ。」 とつめをすごくかわいくしてくれました。

ライン

私には、二人兄弟がいます。上の兄は、電車の運転手で弟は、サッカー選手になっています。

さぁもうすぐ大橋のぞみちゃんとのきょうえんです。
「はいっ。二人ともいくよー。三、二、一、はい。」
このごろ大橋のぞみちゃんい外の方とも、いっしょに、歌せてもらっています。
「はいおつかれさまです。」

今日は、ざっしにのるので、写真をとりに行きます。 その後は、サイン会をしたり、このような一日をすごしています。 あまり休むひまもありません。

たまに、ドラマにも出ます。 セリフを覚えるのがすごくたいへんです。 でも、テレビを見てる人によろこんでもらうためにがんばってます。 ロケではいろいろなメイクをしたり、かわいいお洋服を着ました。

ライン

昔私は、
「アイドルっていいなー。」
と思ったことが何回もありました。 でもアイドルは意外と大へんです。 たまに、ライバル対せんとかしています。 でもお笑いげい人がモノマネをするしんさ委員にもなります。

実は私もう二十三です。 だから大学を出たばっかりです。

私はたまに、ぼ金活動をしています。 悲しい顔をするよりも、 みんなが笑って気持ちだけでもいいから、世界中のみんなが手をつないでほしいです。 すごく大へんだけどやっぱり、笑顔になってほしいです。

だから、日本の人だけでも、歌を歌って、幸せになってほしいです。

そのためにも、今日も、いっぱい歌を歌います。

ライン

このページの先頭へ

ドリームツリーをもっと知ってください!

資料請求はこちらから

ドリキャリ Dream Career

ドリームツリーにHAPPY!をもらった日

夢・ハッケン!!ドリツリ・レポート

『10歳からの夢をかなえるノート』学研より大好評発売中!