003.イチゲキ 世界を目指せば、舞台はつながる 1/3

※2009年6月29日恵比寿・イチゲキプラザにて。
Profile
佐久間俊行(さくま・としゆき)
1980年東京都生まれ
フィットネスクラブ、カフェなどを展開する
一撃グループCEO(最高経営責任者)/パーソナルトレーナー、一撃メソッド考案者
国際空手道連盟極真会館総本部正指導員
18歳で極真会館に入門、道場経営を経て24歳で日本代表としてチェチェン共和国で闘う。
2008年フィットネスクラブ一撃のCEOに就任
現在はカフェにも事業を拡大し、一撃グループの経営トップとして邁進中。
29歳
武道の世界から経営者へ
― お仕事の内容について具体的にお聞かせください
経営者、パーソナルトレーナー、青年の育成、そして、CSR活動に取り組む、
社会的企業家。この4つが私の主な仕事です。
2007年の年末に極真空手の競技選手を引退すると同時に、
フィットネスクラブ一撃の最高経営責任者に就任しました。
今は経営者とパーソナルトレーナーとしての時間が、一番大きなウエイトを占めています。
業績を上げることはもちろん、新規事業や組織改革、サービスの質を上げるための
スタッフ育成、そして、従業員の生活と幸せを守ることが私の役割です。
また、私がトレーニングを手がけるお客様はエグゼクティブやプロ・アスリート、
トップモデルなど、時間的に制約のある方が多いので、
限られた時間の中で確実に成果を上げるために、"一撃メソッド"という
私が考案した特別なトレーニングをご提供しています。
どんな状況にも効率よく適応することを目的としているメソッドのため、
様々なお客様の状況に臨機応変に対応できるよう、日々心がけています。
― 武道の世界から経営者へ、大きなキャリアチェンジを果たされたわけですが、 経営者になることへの迷いや、競技選手に対する未練はありませんでしたか?
まず、経営者になるということは、早くに決めていましたから、 キャリアチェンジといっても、想像されるほど大きなものではありませんし、 競技選手として引退する27歳の時には、完全燃焼したことを実感しました。
ただ、瞬間の集中力と独特の緊張感や、実戦の中で小よく大を制すという感覚を味わえる充実感は、 体重無差別制、素手素足で戦う極真空手の試合に臨んだ者でなければ味わえない醍醐味ですから、 競技選手時代、特に試合の時のことを思い出すと、 今でも心が高揚します。
私が修行を積んだ極真空手は、世界的にも猛稽古で知られ、
猛稽古を通して己の弱さと常に向き合わされました。
その過程で私自身も克己心を養い、大きく成長することができました。
舞台は変わりましたが、空手からビジネスという道へ変わっても、
道は今も続いています。
「経営をやらないか」と師から直々に言われるチャンスは誰にでも与えられるものでは
ありませんし、恩返しをしたいとも考え、30秒以内に経営という責任を背負うことを決断しました。
経営者としてビジネスの舞台に挑戦するということは、10年前から決めていたことですから。
― すでに10代の頃に経営者になると決めていた?
そうです。
ただ、経営者というよりも、世界で一番多くの人々が取り組んでいる舞台の一つ、
ビジネスという舞台で、自分がリーダーとして今までにない新しい組織を作り、
世界の役に立つ大きなことをしようというビジョンでした。
18歳で空手を始める時に、「10年間、個の力を伸ばしたら、次はビジネスだ」と
決めていました。
ずっと"世界で通用する人間になる"ということを強く意識していました。
そして、「世界に対して大きく役立ちたい」という想いを持ち続けてきました。
小学生から高校生までサッカーをやっていたのですが、
それは他の競技よりも世界で戦える舞台という選択肢があるからでした。
サッカーでは、日中友好親善試合というイベントで、世界を感じることができました。
極真空手に入門したのも世界中に道場があって、世界という枠の中で自分を磨けるチャンスがあると考えたからです。
サッカー、空手、そして、ビジネス。
"世界"という点で舞台は、道は、つながっています。






















